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タロットカードの見方

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タロットカードは「大アルカナ」と「小アルカナ」に分かれており、78枚で構成されており、それぞれのカードに正位置と逆位置があり、同じカードでも意味が違います。 一般的には正位置はいい意味合い、逆位置は好ましくない場合が多いです。

大アルカナとは?

大アルカナはタロット占いの基本となるカードで、0番から21番までの番号が割り振られており、22枚で構成されています。

小アルカナのカードと合わせてフルセットと呼ばれますが、小アルカナは56枚もあり、初心者は1デッキのカードの多さに投げ出したくなる方も多いと思います。そこでタロット占いをこれから始めるのであれば、大アルカナのカードだけでも1枚1枚に様々な意味が含まれているため、まずは大アルカナのみで占うことをおすすめします。 大アルカナは意味が明確なのでカードの解釈もしやすく、実はこの大アルカナだけでとても深く占うことができてしまうのです。

小アルカナとは?

小アルカナは合計54枚あります。
14枚のカードが「棒」「金貨」「剣」「聖杯」の4種類あり、それぞれ意味を持ちます。

大まかに
棒(ワンド)は火のエネルギーで情熱や男性性を表し、 聖杯(カップ)は水のエネルギーで感情や女性性、 剣(ソード)は風のエネルギーで思考や情報・知性、 金貨(ペンタクル)は地のエネルギーでお金や物の価値・安定性 を表します。
大アルカナカードは抽象的で大きなテーマや傾向を表すのに対して、小アルカナでは「具体的な内容」を表しています。例えば、日常的によく起こりうる出来事や短期的に解決するようなことを示してくれます。

大アルカナカード一覧と意味

0 - 愚者(フール)

愚者(フール)
正位置

無邪気、自由、冒険、可能性、出発、楽天的、無邪気、天真爛漫

逆位置

無計画、無責任、我儘、衝動的、落ちこぼれ、軽率、無謀

愚者の意味や使い方

正位置の時は、自由や始まりという意味を持ちます。
自由で冒険心があり、衝動的ではあってもそれが悪い意味ではなく前向きに捉える場合が多いです。結果を恐れずに自由に新しいことを始めたり積極的に行動していいという暗示です。
逆に、逆位置の時には良くない暗示です。
やろうとしていることが無計画で軽率なので失敗する可能性があることを暗示しています。

1 - 魔術師(マジシャン)

魔術師(マジシャン)
正位置

創造・可能性・チャンス・手腕・自信

逆位置

低迷・失敗・スランプ・消極的

魔術師の意味や使い方

正位置で出た時は、無から何かを生み出したり、そのチャンスが訪れる良い暗示です。
新たな可能性のスタートや、チャンスの到来を意味します。
逆位置で出た時はスランプに陥ったり、停滞期で成果や結果を出すことが困難なことを意味します。

2 - 女教皇(ハイ・プリーステス)

女教皇(ハイ・プリーステス)
正位置

知性・聡明・判断・知識・英知・神秘性・冷静

逆位置

批判・無視・無神経・情緒不安定・潔癖・閉鎖的

女教皇の意味や使い方

女司祭長とも呼ばれることもあります。 正位置で出た時は、例え迷っていたとしても、いろいろな視点から物事を考えられているので大丈夫。何かを決断したりするにはいい暗示といえましょう。
逆位置で出た時は神経質で情緒不安定になりやすいです。
判断力や洞察力が裏目に出ているといえます。一旦自分の判断が正しいのか振り返って考えることが正しいでしょう。

3 - 女帝(エンプレス)

女帝(エンプレス)
正位置

愛情・幸福・豊か・反映・母性・魅力・結婚・出産・安らぎ

逆位置

嫉妬・浪費・怠惰・我儘・愛情不足・不満・依存・束縛

女教皇の意味や使い方

正位置で出た時は、穏やかで安らいでいる様をあらわしています。
逆位置で出た時は神経質で情緒不安定になりやすいです。
人間関係や男女関係などがこじれたり、人付き合いに疲れる様子が見られます。判断力や洞察力が裏目に出ているといえます。一旦自分の判断が正しいのか振り返って考えることが大切です。

4 - 皇帝(エンペラー)

皇帝(エンペラー)
正位置

権力・成功・安定・責任・自信・父親・信頼

逆位置

頑固・傲慢・無責任・衝動的・支配・衝突

皇帝の意味や使い方

正位置で出た時は、成功を意味します。 昇格、給料が増えたり、出世したり、売上が上がったりです。
自分の力で成功するような意味合いもあるので、大役に抜擢されたり、試験で1位を取ったりなどが当てはまります。
逆位置で出た時は人が離れていったり人間関係がうまくいかないことの暗示です。
状況を改善するにはそのことを諦めたり、横暴な態度がなかったか我儘になっていないかなど振り返り改善することが求められます。

5 - 教皇(ハイエロファント)

教皇(ハイエロファント)
正位置

慈悲・道徳性・秩序・優しさ・ルール・尊敬・信頼・社会性・協調性・法の順守

逆位置

無慈悲・束縛・建前・綺麗事・先入観・不道徳・頑固

教皇の意味や使い方

「司祭」「司祭長」「法王」などとも呼ばれます。
正位置で出た時は、形式や規則を重んじて常識的な発想や高いモラルを持って判断を下すことが出来たり、誠実な振る舞いができるので、周囲からの信頼を得たり尊敬を集めることが出来るでしょう。また信頼できる人からの助けも意味します。
逆位置で出た時はルールや秩序を守るあまり、堅苦しく融通の効かない印象として受け取られるかもしれません。秩序を守ることも大切ですが、こだわりが強すぎると堅苦しい印象を与えることも。また、不道徳だったりルールを守らず周囲に不信感を持たれる暗示でもあります。
ルールや秩序を守りつつ、誠実であるか、こだわりすぎていないかなど見つめ直す必要性があるかもしれません。

6 - 恋人(ラバーズ)

恋人(ラバーズ)
正位置

恋愛・結婚・情熱・トキメキ・誘惑と戦う

逆位置

離婚・破局・失恋・不道徳な性・誘惑に負ける

恋人の意味や使い方

正位置で出た時は、ストレートに男女関係でワクワクしている状態だったり、それ以外のことでもウキウキしたりトキメキがあったり、楽しさ・喜びがあり心躍る状態であることを意味します。
逆位置で出た時は心が浮ついていたり邪心があります。快楽に溺れたり不倫や浮気などの不誠実な恋愛に陥ったり、判断力や集中力がなくなり散財してしまったり、対人関係のトラブルにも注意するようにという暗示です。


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